読書?感想文 -不安な個人、立ちすくむ国家(経済産業省)-
不安な個人、立ちすくむ国家 ~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~
http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf
ていうのを見た。
大がかりなプロジェクトまで作って検証止まりっていうのを,
ポジティブに見るべきなんでしょうかね?
結局検証を踏まえて何をするべきなのかが,ボヤけていますけど,
上の人間の反発を恐れて,削られている
プロジェクトが検証を目標として立ち上げた
↑このあたりの理由があるのかもしれません。
スライドを作って提出して
やってやったぜ!俺たち!
と満足していなければ良いのですが。そこそこ話題にもなってますしね。
内容について言うならグダグダ言うよりも,
マイナンバー使って子どもに毎年100万渡せばそれで上のスライドの何割かは
消えて無くなりそうな感じですよね。。
ぼやかしているのは,
痛みを誰に押しつける,いや負担してもらうのか。
というところへの言及を避けたいのかな?
そこのところを見逃し三振した結果,社会のマイノリティである,若者ないしシングルマザーに痛みを押しつけたのは他でも無いスライド作成者側(経産省)。なんですけど。
票に結びつかない声なき声を拾っていけるのか?
人気取りにならないことを期待しています。
追記:
と思ったらこんな記事があったんですね。
ところが、省内の最高幹部がそろう会議での反応は予想外のものだった。
「ちっちゃい。せっかく『若手』と銘打って出そうとしている割に、とんがり方が足りない」
口々に言われたのだ。それどころか「お前たちはこんな、足元で実現可能な政策をやりたくてこれを始めたのか」と、逆に問われる。
「今は現場に出て、そこから出てくるご意見にまみれたいですね」と、須賀氏はいう。文書を通じて投げかけた問いかけに反応した人たちと共に「今後、これで何のアクションができるかを相談しながらネクストステップを考えていきたい」
「もっと個人に寄り添いたい。対話をしていきたいです。いろんな場があって、どう思いますか? をディスカッションしたい。まずはそこから」と、藤岡氏も思っている。
やっぱ,うまいこと丸め込まれてるじゃん。
意見にまみれるのも,個人に寄り添うのもある程度公開前でも出来たのにね。