メールの敬語って必要かどうかを考える
仕事をしていると時々来る敬語バリバリのメール。
拝啓とか草々とか。
送った自分は一仕事終えたと思っているかもしれないが、
いたずらにメールにくっつけてられても、時間の無駄に感じることがたびたびある。
確かに自分の欲求を薄めて遠まわしに伝えるのは、日本語のいいところでもある。
ただね、メールの良いところであるスピード感を大いに損ねているだけだから。
基本的に
あて名と用件(締め切りがあるときは締め切りも)がシンプルに書いてあればそれでよい。それに各々の事情(至急のお願いやお詫びなど)をプラスアルファしていけばいいのだ。
思考停止のごとく、敬語のメールを送り続けるのは、手間とのバランスが取れていない非効率的なやり方で、逆に言いたいことが伝わりにくい分、失礼とも言える。
極端な例にしてしまうと、
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○○様
お世話になります。
△△の□□です。
××の件ですが、明日までにお願いします。
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が、
*****
○○様
あばばっばばばばっばお世話になります。あばばばっばばばっばばばb
△△の□□ですあばばばばばばっばば。
あばばばっばばばばっば××の件ですが、あばばばっばばっば
明日までにあばばばばばばbbお願いします。あばばばばばばばばばっばば
あばばばばばばばばばっばば
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とやってるようなもんだよ。
だからと言って、よろしくおねがいしますwて草を生やしたり、
顔文字とかは論外。
今一度考えたいのは、敬語=相手への気遣いを伝える手段となっているが、
メールの場合は手紙ほどの威力が無いこと。場合によっては不快だと思われる時もあるということだ。
まず大事なのは、受け取る側の相手を気遣うこと。その上で敬語が必要ならば使えばよい。どうすれば、相手が不快な思いをしなくてすむのか。
送信ボタンに手をかける前に思い出してみよう。